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「人に迷惑をかけたくない」と思う原因と解消法

迷惑をかけたくないと一人で頑張っているあなたへ

「周りに迷惑をかけてしまう自分が嫌だ」

「周りにいろいろと迷惑をかけてしまい辛い」

「悩みがあっても人に相談できない」

「人に迷惑をかけてしまった罪悪感がある 」

このように人に迷惑をかけたくないと思い、一人で悩んでいませんか?

りぬ
私も事務職のとき、「この仕事は頼みたいけど、きっと迷惑がられる」と思い、仕事を一人で囲んでしまうことが、たくさんありました。

そんな私から

・「迷惑をかけたくない」と思い込んでいる原因

・「迷惑をかけたくない」思い込みを解消する方法

・迷惑をかけることのメリット

について紹介します。

この記事を読めば、迷惑をかけることに対して罪悪感がなくなります。

目次

「迷惑をかけたくない」と思い込んでいる原因

あなたは、「迷惑をかけたくない」のではなく、「迷惑をかけてはいけない」と思い込んでいます。

その理由について解説します。

「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられてきた

お店や電車内で、子どもが騒いでいると親が「静かに!他の人に迷惑をかけるから」と注意している様子をみたことはありませんか?

また、親から「人に迷惑をかけちゃダメ」と言われた記憶がある人はいるのではないでしょうか。

このように、私たちは子どもの頃、親や先生に「人に迷惑をかけてはいけない」と言われて育ちました。

私たちは、意識の中で言動しています。この意識は、「潜在意識」「顕在意識」の2つに分けられます。

「人に迷惑をかけてはいけない」「迷惑をかけると人を困らせる」と何度も言われたり体験したりして、脳に「迷惑=悪い」と記憶されます。

この記憶が潜在意識にインプットされ、自然と人に迷惑をかけたくないと思うのです。

ルールを破ることによる罪悪感

迷惑をかけることへ罪悪感を感じるという人もいるのではないでしょうか。

りぬ
私も事務職のときは、めちゃくちゃ感じていました。

では、そもそも罪悪感とは何か・なぜ罪悪感を感じてしまうのか、について解説します。

罪悪感とは、自分が罪をしたり、悪いことをしたというふうに思う「嫌悪の感情」になります。

自分の行動などが、いわゆる自分の中の規範(ルール)に反していると思った時に生じてきます。

引用元:こころの診療所

子どもは一人で生きる力がないため、親は子供にとって生命線のような存在です。

生きる手段として、子どもは親に気に入られるように、従ったり、機嫌を取ったりします。

子どものある言動で、親に怒られると、子どもは「自分のせいで親の機嫌が悪い」「親の言う通りにできない自分は悪い」と感じます。

または、親が困ったり手間取ったりという「負担をかける自分は悪い」と感じます。

このような経験が積み重なると、相手に負担をかけることは悪いことという考えが刻まれます。

この先入観は、「迷惑をかけるべきではない」という自分の中のルールへと変わります。

このルールを破っていると思った時「自分は悪いことをした」という罪悪感を感じるのです。

「迷惑をかけたくない」思い込みを解消する方法

人は、もともと生まれたときは無力な生き物です。

赤ちゃんの頃は、親が食事を与えたり、おむつ交換をしたり、身の回りのことをしてくれます。

高齢で寝たきりになったときも、家族や介護従事者が同様に身の回りのことをしてくれます。

このように、人は、誰の迷惑もかけずに生きることはできません。

ここで「人に迷惑をかけたくない」気持ちを少しでもゆるめることができる方法を紹介します。

できること・できないことを、線引きする

自分一人で何でもできる人は、この世には存在しません。一人でできること・できないことがあって当然です。

一人でできることは自分に自信を持っていいし、できないことは無理に一人で背負わなくていいと思います。

できないことは、どう頑張っても一人でできないことの方が多いからです。

そのため、できること・できないことを認めて、線引きすることが必要だと思います。

迷惑をかけてしまった分、手助けすれば迷惑は相殺!

個人的に「相殺」という言葉が好きなのですが、ようはお互い様ってことです。

迷惑をかけない完璧な人はいなくて、皆さん何かしらどこかに迷惑をかけています。

皆さん同じだから、迷惑をかけることを恐れないでほしいです。

「迷惑をかけてしまった」と思っているなら、その相手に同じくらいの手助けをすればいいです。

りぬ
迷惑をかけたことに罪悪感を感じますよね。
しかし、プラマイゼロになると思えば、少し気持ちがラクになる気がします。

迷惑をかけることで、メリットもある

「迷惑」=「悪い」というイメージがあると思います。

しかし、実は迷惑をかけた方がメリットということもあります。

例えば

「期限が近い仕事がある。時間がない。けど、これは自分の仕事だから、一人でやりきらないと。」

この場合、先輩や同僚に手伝ってもらう(迷惑をかける)方が

・仕事の効率があがる。

・自分では気づかなかったミスを先輩や同僚が気づき、事前にミスを防ぐことができる。

・先輩や同僚が「私は信頼されているんだ」と、頼られて嬉しいと思う人がいる。

 その人たちとの関係がよくなる。

メリットを3つあげましたが、他にもたくさんあると思います。

まだ迷惑をかけることに抵抗がある方は、ぜひ、メリットを考えてみてください。

まとめ

迷惑をかけたり、かけられたりすることは、ごく自然なことです。

迷惑をかけてはいけないと思って、自分で自分の首を絞めて潰れてしまっては、むしろたくさん迷惑をかけることになります。そうなっては、本末転倒です。

自分のことを大切にするためにも、人に頼ってみてください。

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